なが月・20日目

20日

帰宅後開始。

まずはAEでクロマキー合成の方法を理解した。緑一色ならよいというわけでもなく、光の当たり具合によって色は変わってくるため、KeyLight(1.2)においてはゲインを上げてより広い色域を透過対象にさせるよう調整しなければならない。またスクリーンマットのClip White/BlackはPhotoshopのレベル補正と同じで、真っ白・真っ黒とみなす域を調整する。エッジを滑らかにしたり、毛のディテールを残すためにScreen Rollbackを適用したり、被写体のうち影になっていて背景とみなされている部分を取り除くためにDespot Blackを使ったり、色の置換方法をソース(原本)にしたりと苦労が多い。

動画を速度を変えて再生させる方法にはいくつかあり、1つ目はフッテージを変換する方法である。プロジェクトパネルからフッテージを右クリックしフッテージ変換>フレームを調整で行う。2つ目はタイムラインパネルでフッテージレイヤーを右クリックし時間伸縮で行うもの。3つ目はタイムリマップであり、最も柔軟な時間操作ができる。タイムラインからフッテージレイヤーのメニューでタイムリマップを有効化し、早送り・スロー再生にしたい開始地点と終了地点にキーフレームを打つ。そしてキーフレームを選択してずらすと、キーフレーム間の映像全フレームが移動後の開始~終了地点間の時間帯に再生されるようになる。つまりキーフレームを打ってから狭めると速くなり、広げると遅くなる。グラフエディタの値編集モードを使うと、逆再生も可能になる。徐々に遅くなる・速くなるといったこともできそうだ。

VR制作において、今日はリファクタリングのための調査を行った。ExecuteEventsによって無駄なFindWithTagなどを駆逐できる見込みが出てきた。アルバイトの日は腰を据えて取り組む時間が確保できないのがもどかしい。